開発環境を整える。ローカル環境とAIツール選び

サーバーとドメインの準備が整ったので、次にやったのは開発環境づくり。
いきなり本番サーバーでゴリゴリ開発するのはさすがに怖いので、まずは自分のパソコンにローカル環境を用意することにした。

まずはXAMPPをインストール

ローカル環境には XAMPP を使うことにした。
Apache、PHP、MySQL が一式揃っていて、インストールも簡単。
とりあえず動かして試すには十分すぎる環境だ。

基本的には、

  • XAMPP上で動作確認
  • 問題なさそうならサーバーにアップロード
  • 実際のURLでもテスト

この流れを繰り返しながら開発を進めていった。

設計は「頭の中にある完成形」から逆算

設計書をガチガチに作るというより、
「最終的にこんなゲームにしたい」というイメージが頭の中にあった。

そのイメージを、どうやってコードに落とし込むか。
そこで重要になったのが AIの使い分けだった。

使用するAIを決める

いろいろ試した結果、次の構成に落ち着いた。

  • コーディング:ChatGPT
  • 画像生成:ImageFX
  • 音楽生成:Udio

ChatGPTには設計の相談からコード生成までかなり頼った。
プロンプトを入力して、出力されたコードをコピーして貼り付け、動かして修正する。
この作業の繰り返しで、少しずつゲームの形を整えていった。

Udioについては、当初はBGM用途として期待していたが、
途中で「ダウンロードできなくなる」という仕様変更があり、泣く泣く断念。

効果音もAI生成でいけないか試してみたが、
正直「これは使えないな……」というレベルだったので、こちらも見送ることにした。

作ってみて気づいた、大きな壁

ある程度ゲームっぽい形になってきたところで、
思わぬところで大きな問題にぶつかった。

Webブラウザの仕様上、ユーザーが画面をタップしないと音が鳴らせない
という問題だ。

タップすれば確かに音は鳴る。
でも、画面遷移をすると、またタップしないと音が鳴らない。

正直、これではゲームとして成立しない。

本体ページを用意して、そこから別ファイルを読み込む構成にすれば回避できるかとも考えたが、
実装コストを考えると、あまりにも現実的ではなかった。

ここで一気に「壁」にぶつかった感覚があった。

アニメーションも思うようにいかない

敵を倒したときの演出も、JavaScriptでいろいろ試行錯誤してみた。
フェードさせたり、動かしてみたり。

でも、どうにも満足いくものが作れない。
「動いてはいるけど、気持ちよくない」
そんな状態が続いた。

そして、転機が訪れる

行き詰まりを感じながら情報を探している中で、
ある“存在”を知ることになる。

これを使えば、
今まで抱えていた問題の多くが解決できそうだ。

設計そのものを見直す必要はあるが、
逆に言えば、ここから一気に前に進める可能性も見えてきた。

その話は、次回に続く。

投稿者 nichirin

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